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「おまんと祭り」の魅力を児童が体験

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戦国時代から米野木で行われてきた、飾馬を米野木神明社に奉納する「お馬頭」を伝えようと、米野木お馬頭保存会が一月十九日、日進東小の三年生約百二十人に出前授業を開き、地元の歴史を伝えた。

お馬頭は、戦国時代から伝わる伝統行事で、明治時代に途絶えたが一九七八年に米野木地区の住民たちで復活させ、保存会を結成した。メンバーは現在は百二十人で毎年十月の「米野木区秋季大祭」で献馬奉納を行っている。

授業は三年生の社会科の中で、地域の歴史を学ぼうと開催され、今回で四回目となる。お馬頭の歴史をまとめたDVDを鑑賞後、龍の刺繍が入った「風切」とよばれる衣装姿の献馬隊十名ときらびやかな飾りをまとった馬の模型が登場し「わっさいわっさい」で児童たちの廻りをまわると、次第に児童たちも隊列に加わり体育館内を一緒に練り歩いた

質疑応答の時間には「馬の飾りはどうつけるの」「何で火縄銃を持ってるの」「どうすれば献馬隊になれるの」など積極的に質問があった。休憩時間にも、馬の模型の周りに集まって興味深そうに飾りを眺めたり、触ったりしていた。最後は、クラス毎に馬と献馬隊と一緒に記念撮影をし授業は終了した。

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後日、出前授業に参加した児童全員からお礼の手紙が届いた。

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